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取扱製品

VxWORKS Advanced Technology

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メーカー
その他
製品カテゴリ
SOFT
規格/フォームファクター
その他
用途
防衛

安全性、セキュリティ、仮想化の各種専用機能をVxWorksに追加する最先端のパッケージ
SECURITY PROFILE
Security Profileを搭載したVxWorksは、IoTの中にあるデバイスやIoTを流れるデータを保護する、拡張可能で将来にも対応する先進のソフトウェア機能を提供します。
Security Profileは、包括的なセキュリティ機能により、VxWorks Core Platformを強化します。ブートアップや運用、データ伝送や使用していないときまで、すべての段階でデバイスとデータを効率よく効果的に保護できます。

●セキュアなランタイムローダ
Security Profileは、システムの完全性を保護し、IPの不正使用やコードのリバースエンジニアリングを防止します。ウインドリバーはWibu-Systems社と提携して、ダウンロード可能なカーネルモジュールやリアルタイムプロセス(RTP)のデジタル署名の復号化(AES)、検証(ECC)が可能なソリューションを提供します。
●ネットワークセキュリティ
Security Profileは、最先端の暗号化技術に対応した最新版Wind River SSLのほか、ネットワーク通信を効果的にセキュア化するWind River SSH、Wind River暗号化ライブラリ、Wind River IPsecとIKEを搭載しています。
●高度なユーザ管理
Security Profileは、不正なアクセスからデバイスを保護します。ユーザベースでポリシーやパーミッションを定義、適用することが可能です。
●セキュアブート
Security Profileは、認証された(署名付き)バイナリのみ実行を許可することで、悪質なコードの挿入や実行を防止できます。
●暗号化コンテナ
Security Profileは、デバイスが使用されていないときや電源が入っていない場合でも、データを保護します。

SAFETY PROFILE
Safety Profileを搭載したVxWorksは、高度な安全分離機能を提供します。複数のアプリケーションを高い信頼性で統合することが可能で、部品コスト、メンテナンスコスト、更新コストの低減につながります。近く提供予定のオプションのSafety Profile向けIEC 61508 SIL3認証取得用ドキュメントパッケージにより、組込みシステムの認証取得に必要な時間を短縮し、作業量を削減できます。

●分離による統合
Safety Profileは、VxWorks Core Platformのスペースパーティショニング機能に、高度なタイムパーティショニング機能を追加します。両機能を併用することで、1つのハードウェアプラットフォーム(シングルコアまたはマルチコア)上で、重要度の異なる複数のアプリケーションを、高い信頼性で干渉なく統合することが可能です。
パーティショニングを使った分離により、システム全体の再テストや認証更新を必要とせずに、特定のアプリケーションをピンポイントに更新できます。

VIRTUALIZATION PROFILE
Virtualization Profile for VxWorksは、Type 1のリアルタイム組込みハイパーバイザをVxWorksのコアに統合します。複数のスタンドアロンハードウェアプラットフォームを、1つのマルチコアプラットフォーム上に統合でき、大幅なコスト削減とデバイスの高機能化を実現します。
Virtualization Profileは、VxWorks Core Platformを以下の機能で強化します。

●Type 1のリアルタイム組込みハイパーバイザ
・64ビットハイパーバイザ(32ビットおよび64ビットの仮想マシンをサポート)
・シングルコア/マルチコア仮想マシンのサポート
●VirtIOによるデバイス仮想化フレームワーク
・オープンスタンダードによる柔軟なデバイスの仮想化
●仮想マシン間通信
・高速仮想TCP/IPネットワーク
●サポートアーキテクチャ
・インテル®アーキテクチャ(VT-xをサポート)をサポート

MICRO RUNTIME
Wind River Micro Runtimeは、VxWorksに最適化された組込みJavaランタイムエンジンを提供します。リソースに制約のあるデバイスでフットプリントを小さくする必要のある、組込みデバイス専用Javaアプリケーションをデプロイできます。
IoT開発者はMicro Runtimeを使用してアプリケーションを設計すると、Javaのメリットを組込み開発に取り入れることができます。開発効率やコードの移植性が高まるほか、OTAでのバグ修正により、コストを削減したり、新たな収益機会を創出できます。

●組込みとIoT向けに設計
リソースに制約のあるIoTデバイスの要件に対処するため、Micro Runtimeは主要な通信プロトコル(TCP、UDP、CoAP、MQTT)と周辺インタフェース(GPIO、I2C、SPIO)を搭載しています。メモリ/CPUに制約のあるシステムに最適化されています。
●プログラミングは1度、デプロイは何度でも
Micro Runtimeでは、Javaアプリケーションの開発に1回投資すれば、複数のプロジェクトで再利用できるので、プロジェクトのコストダウンを図れます。これは、IoT分野では重要なポイントです。
●セキュリティを優先した設計
Micro Runtimeは、標準Javaのセキュリティ機能をすべて提供するほか、Java用Bouncy Castle Crypto APIを使った高度なセキュリティもサポートしています。また、アプリケーションを適切にサンドボックス化できるように、自己完結型に設計されており、厳格なセキュリティライフサイクル開発プロセスに従って開発されています。
●巨大なJavaエコシステムを活用
お客様のC/C++アプリケーション開発者に加えて、900万人以上のJava開発者が参加する、巨大なエコシステムとナレッジベースを活用できます。プロジェクトチームの即戦力になってくれるはずです。
●プロジェクトの市場投入までの時間をスピードアップ
Micro Runtimeエンジンと完全なソフトウェア開発キット(SDK)により、アプリケーションのライフサイクル全体でエンジニアをサポートします。Java開発者は、ターゲットボードをLinuxやWindowsのホストにネットワークケーブルで接続するだけで、使い慣れたEclipseベースのWind River Workbench開発環境で、Javaアプリケーションのデバッグを始められます。
●メンテナンスやアップグレードが簡単
Micro Runtimeのリモートアプリケーション管理では、システム全体を書き換える必要がありません。そのため、保守要員の派遣が不要になり、サポートコストを節減できます。新機能を追加して競争力を維持できるほか、新たな収益源を生むことも可能です。

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